新宿ダーツトーナメント『うねり』とは

uneri_official_logo私が新宿に店を構えた2005年の秋、新宿周辺は空前のダーツブームで、大小30以上の店舗にダーツマシンが置いてありました。

プレイヤーは毎晩毎夜、腕が引き千切れるのではないかと思うほどよくダーツを投げており、同時に胃が張り裂けるのではないかと思うほどよくお酒を飲んでいて、まさに酒池肉林、狂瀾怒涛、百鬼夜行の日々でした。

その疾風怒濤のエネルギーを一つの方向に導くことが出来れば、更なるダーツ界の発展の可能性が見出せると考えたのがうねりの原点です。

今でこそ各地域で店舗の合同ダーツトーナメントが開かれるのはよくある光景ですが、当時はまだ前例が余り無く、全くのゼロベースからのスタートでした。

ノウハウも無く助言者もいない中、ルールやエントリーまでの流れを決め、毎晩毎夜お店を周り賛同協力してくださる店舗を集め、ついに2006年の4月9日・16日・23日に第一回の『うねり』が開催されました。

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第一回目のうねりは3週間に亘る開催で、参加者は90組180名でした。

あれから10年。ダーツをめぐる状況は随分と変わりました。プロの世界が出来、世界を股にかけて活躍するプレイヤーも多くいる反面、新宿でダーツが投げられる場所は減り、お酒の量も減り、かつての狂乱ぶりも随分落ち着いてしまった感があります。

それでもこの街にはまだまだ底知れないエネルギーが秘められていると私は感じています。 それが噴出する場所が無く、その時を虎視眈々と狙っているのではないかと。

3年ぶりに『うねり』を開催することになったのは、そうした胎動を感じたからです。

私がやることは、ほんの少しだけ後を押すことだけです。

それはとても小さな力ですが、それが次第に集まり大きな“うねり”となって再び皆様の心に熱い炎を巻き起こすことを強く願っています。

 

うねり実行委員長 市川徳二

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